【読書記録】『鉄鼠の檻』京極夏彦著。鈍器本として有名な妖怪ミステリー百鬼夜行シリーズ4作目
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百鬼夜行シリーズ4作目『<a href="https://amzn.to/4sFKoCU" rel="nofollow" target="_blank">鉄鼠の檻</a>』を読み終えました~。
Notionで何を読んだのか読書の記録をつけているんですが、読了に17日もかかりました!長かった!
けど、この長さがあったからこそ、結末の余韻がずんっと重く感じられました。
## 百鬼夜行シリーズ4作目『鉄鼠の檻』京極堂と関口君が旅行!?
京極堂から妻も一緒にと旅行に誘われた関口君。この2人がそろってのほほんとお出かけができる訳でもなく…。
土に埋まっていた土蔵からえらく古い書物が出てきたから鑑定をして欲しいと、京極堂は古本屋として依頼を受けていた。
仕事にいそいそと出かけてしまう京極堂。京極堂と関口君の奥様たちは仲良く観光にでてしまい、ぼっちでつまらない関口君。
「関口君の日常はなんてぐうたらなんでしょー。彼の人生はつまんなさそう。物語の語り部としては役不足感が否めない。」読者としてはそう感じてしまうのですが、悪い縁を引き寄せたらナンバーワンな彼。
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## さっそく災難に巻き込まれる小説家・関口君
関口君と京極堂のいるところからそんなに遠くない旅館の庭に、奇妙な姿勢で突如として現れたお坊さんの◯体。そこにたまたま居合わせたのが、『<a href="https://amzn.to/4bLSHau" rel="nofollow" target="_blank">姑獲鳥の夏</a>』で出てきた人物なんですよ~。誰だと思います?その人が、キテレツで歩けば問題を起こすような変人探偵・榎木津を呼んでしまったからさあ大変!
京極堂の妹・中禅寺敦子もその旅館に泊まっていたので、カメラマンとして連れてこられていた鳥口君が、京極堂を呼びにくるんですが、なんせ彼はお仕事中。
いないよりはマシ。と関口君が体を張って榎木津探偵を止めに行くことになる。
ここで、京極堂がいないのがこのシリーズの面白い所なんですよね。根暗な関口君が嫌でも事件にしれーっと巻き込まれていっちゃいます。
## 登場人物が出揃い始める
バラバラで行動していたはずの、京極堂、中禅寺敦子、関口君、榎木津たちは、何かに導かれるかのように、山奥の誰からも知られることのなかったお寺「<ruby>名<rt>めい</rt>慧<rt>けい</rt>寺<rt>でら</rt></ruby>」とその近くにある<ruby>仙<rt>せん</rt>石<rt>ごく</rt>楼<rt>ろう</rt></ruby>という宿に、続々と示し合わせたかのように集まってくる。
## 不可解な寺と僧侶たち。不可解な連続◯人の幕開け
そこからは寝ても覚めてもお坊さんだらけなストーリー。
何が起きているのか分からない上に、警察や登場人物たちが尋ねてもよく分からない返答ばかりの僧侶たち。
## そこに奇妙に絡んでくる妖怪話が不穏な空気を増長
歳を取らない少女の噂を聞けば、歌いながら少女がどこからともなく現れて消える。
ネズミの怪物の話を聞いたと思ったら仙石楼にはネズミたちが現れる。
どこか不気味な雰囲気を漂わせながらストーリーも進んでいきます。
## このお話を理解するには禅を知らずには通れない
『<a href="https://amzn.to/4sFKoCU" rel="nofollow" target="_blank">鉄鼠の檻</a>』はとてつもなく長編ミステリーですが、名慧寺でのよく分からない派閥争いや人間関係を理解するために,禅についてのレクチャーがてんこ盛りです(宗教についてまったく知らない人にとって)。
<span class="u">今回は木場さんは出てきません。</span>
それでも警察も良い味だしてました。今回のお話では、警察や中禅寺敦子を筆頭に登場人物たちろ読者は一緒に宗教、特に<strong>禅についての世界</strong>をかいつまんで一緒に理解していくことになります。
<u>書いてある10分の1も理解できてはいない気がしますが</u>、それでも面白かったです。
今回も支離滅裂な警官たちは、登場人物の全員を怪しい!と、いちゃもんつけてきます。
## 一般的な倫理観から外れた話が苦手な人はご注意を
この百鬼夜行シリーズ、<a href="https://amzn.to/4sFKoCU" rel="nofollow" target="_blank">鉄鼠の檻</a>まで読んできて<u>倫理観が通常と違う人たちがたくさん登場するので苦手だ</u>。と感じる人も多いかと思います。
しかし、<u>そんな暗い雰囲気を払拭するかのような変人探偵・榎木津が今回も良い味を出していました。</u>
彼が登場すると急にコメディになるの。しかも、めっちゃ顔広くない?
あとは、<u><a href="https://amzn.to/4bLSHau" rel="nofollow" target="_blank">姑獲鳥の夏</a>で出てきた人物が医者であるというのも、伏線となってお話を盛り上げます。</u>読んでない方はそちらもぜひ読んでみてください♡
## 胃をギュッと掴まれるような読後感
ストーリーはまるで違いますが、<span class="u">中華ミステリー『<a href="https://amzn.to/4sJIgtM" rel="nofollow" target="_blank">両京十五日</a>』と近い<span class="u">胃をギュッと掴まれる</span>ような読後感を味わい</span>ながら、<span class="u">放心状態</span>を味わう休日になりました。
## 長い本の読み方
お金がかかるので、すべての方にとっておすすめという訳ではないですが、大長編をどうしても中だるみせずに読み切りたい!というときの、私の方法をお伝えしようと思います。
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まず、メルカリやアマゾンなどで一番安く買える中古で本を買って、Kindle版本もセールやポイントが高いときに買います。
Kindle版の本を、<u>iPhoneだったらアクセシビリティの読み上げ機能、AndroidだったらKindleアプリの読み上げ機能で読み上げてもらうんです</u>。
朝の準備やお風呂上りのスキンケア時間、通勤中で歩いているときなどは読み上げ機能で読み上げてもらいます。寝る前や電車の中では本を開いて読み進めたり、読み上げ機能で聞きながら文字を追ったり。
中だるみして、<u>読み進められなくなった時でも、読み上げ機能は止まらないので聞き進めることができちゃいます</u>!
本で読みたい!とこだわらないのであれば、<b>Kindle版だけでも大丈夫です</b>。私の場合、結構前に百鬼夜行シリーズをメルカリで大人買いしていたのですが、読み始められなくて、Kindle判の合本版もほぼ半額セールの時に購入しました。
目だけじゃなく、耳からでもストーリーを進められるので思ったより早くおみ終えることができるのでお勧めです。
ただ、<u>集中して聞けないときは話が分からなくなるので、聞くことをやめるようにしています。</u>特に、長い話で聞き逃してしまうと、あとでちんぷんかんぷんになることが多いからです。
3夜連続ドラマのような濃いストーリーを本で味わいたい方は、ぜひ読んでみてください。そしてどう感じたかも教えていただければ嬉しいです♪.
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